2017年6月25日日曜日

ミュージカル「FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇」の登場人物及びブロードウェイ版&日本版キャストをチェック!

2015年のトニー賞で作品賞を受賞したミュージカル「FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇」の日本版上演が決定しましたね!

家族をテーマとした全1幕のミュージカルです。トニー賞のパフォーマンスを見てからずっと気になってた作品。マカオ版も上映されたので日本版はいつ来るかと心待ちにしておりました。そして実は私、日本での上演を待ちきれずブロードウェイ版のスクリプト(台本)を購入し、一足先に読んでしまいました!全77ページの短い作品です。ゲイの父親、そして娘の自分はレズという設定を聞くと、親しみを感じにくいかもしれません。しかし、実際はある家族の話で多くの人に共感できる部分がある普遍的な内容だと思いました。今回はまず、ブロードウェイ版そして日本版の役者さんと合わせて本作の登場人物を紹介します。

※以下、ネタバレ注意!

<登場人物>

アリソン・ベクダル(現在)

43歳の漫画家でレズビアン。本作の原作漫画の著者です。かっこで現在と書いたのは本作には世代違いの3人のアリソンが登場するからです。現在のアリソンは作品のストーリーテラーの役割を果たしています。
ブロードウェイ版で大人のアリソン役を演じたのはベス・マローン(Beth Malone)さん。

この役でトニー賞の主演女優賞にノミネートされました。日本版では宝塚の元男役トップスター、瀬名じゅんさんが演じられる予定です。瀬名さんのベリーショートは間違いなく素敵だろうなぁ!

アリソン・ベクダル(大学生時代)

19歳。大学1年生で親元を離れ寮に住んでいます。
ブロードウェイ版で大学時代のアリソンを演じたのはエミリー・スケッグス(Emily Skeggs)さん。
この役でトニー賞助演女優賞にノミネートされました。大学時代のアリソンの登場シーンはコミカルな場面が多くちょっとしたお笑い担当かなと思います。日本版では大原櫻子さんが演じられる予定です。大原さんって私の中ではアイドル的なかわいい女の子のイメージがあったので、このキャスティングは予想外でした。アリソン役で一皮むけた演技が見れたら嬉しいですね!

アリソン・ベクダル(子ども時代)

9歳くらいのアリソンです。3人きょうだいの真ん中。女性に惹かれていることに気付いた時に歌う、この作品の中を代表する曲の1つ "Ring of Keys" を歌い上げる大事な役です。トニー賞のパフォーマンスが記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
子どもアリソンを演じたシドニー・ルーカス(Sydney Lucas)さんは何と12歳でトニー賞助演女優賞にノミネートされています。天才子役だ!
日本版は2017年6月現在、まだキャストが発表されていません。どんな子が演じるか今からわくわくしています!

ブルース・ベクダル

アリソンの父。葬儀屋兼高校の英語教師。(ちなみに葬儀は英語でfuneral。fun homeのfunはfuneralのfunと楽しいという意味のfunをかけています。だいぶブラック。)部屋の調度品などを整えることに異常なまでの執着心があります。ゲイでブルースという若者と浮気しています。自らトラックに飛び込み自殺します。
ブロードウェイ版で父ブルースを演じたのはマイケル・サーヴェリス(Michael Cerveris)さん。トニー賞にも何度もノミネートされているベテランミュージカル俳優さんです。ミュージカル以外にも多くのドラマや映画に出演されています。

この役でトニー賞主演男優賞を受賞されました。日本版ではレ・ミゼラブルのジャン・バルジャン役でおなじみの吉原光夫さんが演じられる予定です。イメージ合います!

ヘレン・ベクダル

アリソンの母。地元の劇団に所属しています。ブルースの浮気に気付いており、二人の関係はぎくしゃくしています。
ブロードウェイ版で母ヘレンを演じたのはジュディ・クーン(Judy Kuhn)さん。舞台だけでなく、ポカホンタスをはじめとしたディズニー映画の吹き替えでもご活躍されています。

この役でトニー賞助演女優賞にノミネートされました。日本版では紺野まひるさんが演じる予定です。

ロイ

庭仕事のためにブルースに雇われた若者。ブルースの愛人。
※ロイ役は他にも複数の脇役も兼任します。
ブロードウェイ版ではジョエル・ペリッツ(Joel Periz)さんが演じられました。
日本版では上口耕平さんが演じられる予定です。上口さん、ダンス・オブ・ヴァンパイヤでもゲイだったような笑

ジョアン

大学生。大学時代のアリソンの恋人。
ブロードウェイ版ではRoberta Colindrezさんが演じられました。
私は台本読んだだけですがジョアンは絶対かっこいいと確信していましたがレベッカさんのビジュアルが想像通りだ!!日本版は横田美紀さんが演じられる予定です。

クリスチャン・ベクダル

アリソンの兄。10歳くらい。
日本版は2017年6月現在、まだキャストが発表されていません。

ジョン・ベクダル

アリソンの弟。6歳くらい。
日本版は2017年6月現在、まだキャストが発表されていません。

これでキャストは全員です。まだ未発表のアリソン子ども時代を演じる子役さんが気になって仕方がないです。来年の上演が今から楽しみですね!



2017年6月23日金曜日

ミュージカル レ・ミゼラブルは一人で何役も演じている!香盤表を見てみたらいろんな発見があった

ミュージカル レ・ミゼラブル2017年公演のパンフレット、皆様もう手に入れましたでしょうか?

写真、劇中歌の歌詞、30年間の歴代キャスト一覧など盛りだくさんで読んでいてとっても楽しいのですが、私が特におすすめのページがこちら。


香盤表のページです。香盤表とは役者の出演場面と役割を表したものです。縦軸が役名、横軸が場面となっています。この香盤表を見て驚いたこと。それは、

ジャン・バルジャンとジャベール以外は一人で何役も演じてる!

マリウス役の役者さんが冒頭の囚人やったりしてるんですよ!私はレミゼはもう何回も観ているのですが、恥ずかしながら全然気づかなかったです。プリンシパルキャストがアンサンブルも兼ねているのが日本独自のやり方なのか、それとも海外でもこの方式をとっているのかはわかりませんが、役者さんたち裏で着替えやメイクに大忙しですね。

この2017年度版香盤表から私の独断と偏見でここを注目して見てみると面白いかもと思う部分をピックアップしてみます。(もっと詳しく知りたい人は劇場でパンフレットを買って確認してみてください。)


◇1幕「夢破れて」後のラブリィ・レディのシーン

 コゼットとエポニーヌ⇒娼婦


バルジャンからお姫様のような扱いを受け純粋培養で育ったコゼット。何とここでは娼婦です。ラブリィ・レディの中に紛れているのでオペラグラスを使って確認してみてください。エポニーヌは上手(舞台向かって右)に注目していると見つけやすいですよ。


◇1幕ラブリィ・レディ後のファンテーヌ逮捕のシーン

 マリウスとアンジョルラス⇒治安官


これは私も実際に観劇中に気づきました。オペラグラス使って舞台全体を眺めていたら警察っぽい人の顔に見覚えが。よく見てみたところ「これ、間違いなくマリウスじゃん!」となりました。ファンテーヌの腕を掴んで連行しよう治安官です。かなりわかりやすいと思います。


◇1幕ラストの「ワン・デイ・モア」のシーン

 ファンテーヌ⇒民衆


ほぼ全キャスト総出演のこのシーン。残念ながらファンテーヌは既に天に召された後ですが、民衆の一人として参加しています。ファンテーヌはこの後も2幕最後にジャン・バルジャンを迎えにくるシーンの直前までちょこちょこ民衆として登場します。落ち着いて考えると確かにファンテーヌは2幕ほとんど出番ないですもんね。


◇2幕最後のマリウス&コゼットの結婚式

 アンジョルラス⇒フランキー(給仕)


アンジョルラスはバリケード崩壊後もしっかり働いています。給仕のお兄さんですが名前まであるのですね。テナルディエ夫婦がかき回していますが、アンジョファンの皆様は是非オペラグラスで給仕を追ってください!


他にも冒頭の囚人たちや農場のシーン、工場のシーンにも多数のプリンシパルキャストがまぎれています。「ウォーリーを探せ」的な楽しみ方ですが、気になる方は是非オペラグラスで探してみてください!

2017年6月13日火曜日

ミュージカル レ・ミゼラブル30周年スペシャルウィーク特別カーテンコール出演者一覧

2017年6月11日~2017年6月17日に行われるミュージカル レ・ミゼラブル30周年スペシャルウィーク特別カーテンコール。私は2日目の6/12マチネ公演を観劇させていただきました。



そのときに配布された特別パンフレットに記載の出演者一覧です。
※一人の役者さんが複数の役を演じている場合もあるのですがそれは割愛。
子役時代にガブローシュやってた高橋一生さんやマリウスを演じられた山本耕史さんが出演されたら嬉しいなぁと思っていましたがさすがに無かったですね^^;
いまミュージカルで大活躍の神田沙也加ちゃんの名前が無いのも意外でした。
それでも歴代キャストの皆様、かなり豪華です!

<ジャンバルジャン>

  • 鹿賀丈史
  • 別所哲也
  • 石井一孝
  • 今井清隆
  • 橋本さとし

<ジャベール>

  • 佐山陽規
  • 村井国男(現:國男)
  • 川崎麻世
  • 鈴木綜馬(現:壮麻)
  • 岡幸二郎
  • 今拓哉
  • 阿部裕
  • 石川禅

<ファンテーヌ>

  • 岩崎宏美
  • 伊東弘美
  • 井料瑠美
  • 高橋由美子
  • マルシア
  • シルビア・グラブ
  • 渚あき
  • 山崎直子

<エポニーヌ>

  • 島田歌穂
  • 白木美貴子
  • 入江加奈子
  • ANZA
  • 坂本真綾
  • 新妻聖子
  • Jennifer
  • 平野綾
  • 綿引さやか

<マリウス>

  • 安崎求
  • 宮川浩
  • 戸井勝海
  • 津田英佑
  • 岡田浩暉
  • 泉見洋平
  • 小西遼生
  • 原田優一
  • 野島直人
追記:パンフレットに記載はありませんでしたが、6/17に山崎育三郎さんも参加されました!

<コゼット>

  • 斉藤由貴
  • 柴田夏乃
  • 宮本裕子
  • 純名里沙
  • tohko
  • 堀内敬子
  • 河野由佳
  • 辛島小恵
  • 菊地美香
  • 富田麻帆
  • 中山エミリ
  • 稲田みづ紀
  • 折井理子
  • 青山郁代
  • 若井久美子

<テナルディエ>

  • 本間識章
  • 山形ユキオ
  • 徳井優
  • コング桑田
  • 佐藤正宏
  • 三波豊和
  • 萬谷法英

<マダム・テナルディエ>

  • 鳳蘭
  • 阿知波悟美
  • 荒井洸子
  • 松金よね子
  • 杉村理加
  • 高谷あゆみ
  • 前田美波里
  • 瀬戸内美八
  • 田中利花

<アンジョルラス>

  • 内田直哉
  • 福井貴一
  • 留守晃
  • 森田浩貴
  • 坂元健児
  • 吉野圭吾
  • 東山義久
  • 杉山有大

<男性アンサンブル>

  • 石川剛
  • 泉拓真
  • 上野聖太
  • 上野哲也
  • 大谷美智浩
  • 岡智
  • 岡田雄一
  • 角川裕明
  • 梶雅人
  • KAZZ
  • 上條コウ(現:恒)
  • 神田恭平
  • 清辰之助
  • 小暮清貴(現:キヨタカ)
  • 五大輝一
  • 後藤晋良(現:晋彦)
  • 近藤大介
  • 西條勝久
  • 斎藤桐人
  • 齊藤裕加
  • 櫻井太郎
  • 清水拓藏
  • 鈴木良一
  • 清野秀美
  • 高野絹也
  • 高山光乗
  • 谷口浩久
  • 田代隆秀
  • 土屋研二
  • 照井裕隆
  • 中井智彦
  • 中本吉成
  • 二宮優樹(現:松坂ゆうき)
  • 林アキラ
  • 広田勇二
  • 藤田玲
  • 船橋研二
  • 古澤利人
  • 港幸樹
  • 森山大輔
  • 山賀教弘
  • 山名孝幸
  • 横田大明
  • 横田裕市(現:裕一)
  • 若泉亮
  • 和田哲監(現:tekkan)

<女性アンサンブル>

  • 亜久里夏代
  • 浅野実奈子
  • 穴田有里
  • 荒井小夜子
  • 荒木里佳
  • 飯田容子
  • 井上喜代子
  • 井上珠美
  • 井上めぐみ
  • 今泉りえ
  • 岩本あゆみ(現:犬飼このり)
  • 浦壁多恵
  • 絵理(現:嘉月絵理)
  • 王子菜摘子
  • 岡村さやか
  • 吉川恭子
  • 木村聡子
  • 蔵元ひろみ
  • 坂口阿紀
  • SACHI(現:岡田紗知)
  • さとう未知子
  • 澤田祥子
  • 史桜
  • 島田彩
  • シャンディ圭
  • 鈴木智香子
  • 高島みほ
  • 高田亜矢子
  • 高橋真記子
  • 高山京子
  • 田島麻子
  • 珠希亜矢
  • 中西彩加
  • 浜崎真美
  • 深野琴美
  • 藤井夕香里
  • 藤咲みどり
  • 藤田朋子
  • 松岡美希
  • 三木麻衣子
  • 三戸亜耶
  • 村井麻友美
  • 山岸麻美子
  • 尹嬉淑
  • 吉岡里奈
  • わたりあずさ

<ガブローシュ>

  • 橋本梓
  • 安達清和
  • 北尾亘
  • 鈴木輝美
  • 宮里駿
  • 吉武怜朗
  • 局田奈都子
  • 大久保祥太郎
  • 桝井賢斗
  • 原田光
  • 横田剛基
  • 田川颯眞
  • 春口凌芽
  • 吉井一肇
  • 加藤清史郎
  • 小宮明日翔
  • 鈴木知憲
  • 松井月杜
  • 北島大輝
  • 松本涼真
  • 與名本睦

<リトルコゼット>

  • 尾崎舞渉
  • 田畑亜弥
  • 川井七星
  • 永嶌花音
  • 藤井ゆりあ
  • 春山椋
  • 蛭薙ありさ
  • 福田夏未
  • 藤井結夏
  • 大下夕華
  • 加藤ゆらら
  • 飯田汐音
  • 古口貴子
  • 田中愛生
  • 吉井乃歌
  • 蒲生彩華
  • 清水詩音
  • 北川真衣
  • 木村青空
  • 武田有紀子
  • 原田くるみ
  • 新井夢乃
  • 上山りのん
  • 加藤希果
  • 黒川胡桃
  • 陣あいり
  • 吉村宇楽

<海外キャスト>

  • ブレニン・ラーク(ブロードウェイ版エポニーヌ)
  • ロブ・ハウチェン(ウエストエンド版マリウス)
  • パトリス・ティポーキ(ウエストエンド版ファンテーヌ他)



何と総勢100名以上!レミゼの歴史を感じます。女優の藤田朋子さんが初演時のアンサンブルメンバーにいたとは知らず驚きです。テレビ東京のカラオケバトルでもおなじみの松坂ゆうきさんもかつてレミゼカンパニーの一人だったのですね。
30年はあくまでも節目。これから先40年、50年・・・とレミゼラブルが上映され続けたら嬉しいなぁと思いました。

2017年6月12日月曜日

ミュージカル レ・ミゼラブル2017年公演観劇レポート (劇場写真多め)

東京・日比谷の帝国劇場にてレ・ミゼラブルを観劇してきました。今回は30周年スペシャルウィークの2日目ということで終演後にスペシャルカーテンコールもありました。ただ、書きたいことがありすぎで一度でまとめきれないので、カーテンコールの模様は改めてまとめさせていただきます。



今年は記念すべき日本上演開始30周年。劇場入り口も豪華ですね!胸の高鳴りが止まりません。


平日ですがもちろん満員御礼!平日も含めて全チケットがソールドアウトする演目ってなかなかないですよね。レミゼ人気恐るべし。もう常設の専用劇場作っちゃえばいいのにと思うくらいです。


30周年を彩るに相応しく劇場内も華やか!


このパネル、写真で見ると分かりずらいのですが近くに寄ると歴代キャストの皆様の写真で出来ているんです。


柱にはレミゼ30年の歴史の中から様々な場面のお写真が飾ってありました。


今回はマチネということで14時開演の17時終演。ただし、今週は30周年スペシャルウィーク!二幕の後に15分の休憩をはさみ、特別カーテンコールがありました。カーテンコールを含めると終わったのは18時30分近くになりました。長丁場でもお尻が痛くならない帝劇の椅子最高!

本日の出演者の皆様。



レミゼはダブルキャストを飛び越えてトリプルキャストなのでキャストの組み合わせを考えるのも楽しいですね。
写真だと読みにくいので書き出します。まずはプリンシパルの皆様から。

  • ジャン・バルジャン:福井晶一
  • ジャベール:川口竜也
  • ファンテーヌ:二宮愛
  • エポニーヌ:唯月ふうか
  • マリウス:海宝直人
  • コゼット:清水彩花
  • テナルディエ:橋本じゅん
  • マダム・テナルディエ:谷口ゆうな
  • アンジョルラス:上原理生


2017年度からの新キャストはファンテーヌの二宮愛さん、エポニーヌの唯月ふうかさん、テナルディエの橋本じゅんさんでした。
まずはファンテーヌの二宮さん。声量があって素晴らしい歌でした!ただ、演技はもうちょっとかな。ファンテーヌが天に召されるシーン、ちょっと不自然かなと思ったり。。でも、ミュージカル初挑戦ということですのできっと千秋楽のころにはどんどん良くなっていくのかなと思います!
エポニーヌのふうかちゃんはもうとにかくかわいい!!マリウスに話しかけに行く時の楽しそうな笑顔なんかたまりません。こんなかわいいエポをパシリにするマリウスは大ばか者です笑。ミュージカル女優としては少し小柄には見えましたが、17歳のけなげな少女にぴったりでした。ただ、歌は声が少し細いように思いました。
テナルディエの橋本さん。大いに笑わせていただきました!顔芸と思えるくらいころころ表情が変わります。ジャベールに問い詰められたときのすみませんの表情なんか最高です。やっぱり劇団出身の方だけあって生の舞台での観客の心の掴み方をわかっているなぁと思いました。
前回から続投キャストで印象的だったのはマリウスの海宝さん。少し前に海宝さん主演のノートルダムの鐘を見たばかりだったのでカジモド役とここまで大きく違う演技ができるとは!と驚きました。端正な顔立ちですが、カジモドからマリウスまで幅広い役を演じ分けることができるというのはミュージカル俳優として大きな強みだと思います。

子役、そしてアンサンブルの皆様も役名付きで。


  • ガブローシュ:大西統眞
  • リトル・コゼット:山崎瑠奈
  • リトル・エポニーヌ:禾本珠彩



  • 司教:増原英也
  • 工場長:伊東俊彦
  • バマタモア:宇部洋之
  • グランテール:丹宗立峰
  • フイイ:杉浦奎介
  • コンブフェール:鎌田誠樹
  • クールフェラック:持木悠
  • ジョリ:篠田裕介
  • ブルベール:若松渓太
  • レグール:深堀景介
  • バベ:町田慎之介
  • ブリジョン:山崎一郎
  • クラクスー:石飛幸治
  • モンパルナス:田川景一
  • ファクトリーガール:伊藤美咲
  • 買入屋:般若愛実
  • かつら屋:桑原麻希
  • マダム:本田育代
  • 女(宿屋の女房):三森千愛
  • 女(カフェオーナーの妻):篠崎未伶雅
  • 女(病気の娼婦):高梨さおり
  • 女(鳩):五十嵐志保美
  • 女(あばずれ):華花
  • 女(若い娼婦):松本ほなみ


改めて書き出してみるとアンサンブル、特に男性アンサンブルの方々にもほぼ役名が付いていて驚きました。レミゼラブルはアンサンブルでもソロでワンフレーズ歌う場面も多いです。群衆の一人ではなく一人一人が意味を持っているのですね。